【あらすじ】
世界的指揮者のピエール・モランジュは母の葬儀のため帰郷した際、子ども時代の友人ペピノから一冊の日記を手渡される。それは彼の当時の音楽教師クレマン・マチューが遺した形見だった。1949年、フランスの片田舎。“池の底”という寄宿舎に新たに赴任してきたマチュー。そこでは、親をなくした子どもや、素行に問題ある子どもたちが集団生活をしていた。子どもたちは心に問題を抱え、校長はそんな彼らに容赦ない体罰を繰り返していた。マチューは子どもたちに本来の純粋さ、素直さを取り戻してもらおうと、“合唱団”の結成を決意する。
【感想】
私のあまり得意としないフランス映画ということで、それ程期待せずに観てみました。しかし、それがよかったのか、最終的にはものすごく満足できた1作品でした。
とんでもない学校に赴任してきたマチュー先生。はじめ、先生が教室に訪れた時の反抗的な生徒の様子や、度の過ぎた数々の悪戯には、この先どうなってしまうことやらと思いましたが・・・その後の生徒たちは意外と素直に先生の言うことに応じていましたね。
少し物足りなさを感じたのは子供たちの心理描写です。
●自分の犯した悪戯によって大怪我をおってしまった用務員を看病する少年。
●自分の歌への才能を認められ、ソロパートを与えられる少年。
●土曜日に迎えにくると言った父親を待ち続ける少年・・・が最後にとった行動。
などなど・・・もうちょっと詳しく観てみたかった気もします(あとで本でも読んでみようと思います)。
それにしてもペピノは可愛かった!
校長先生に関しては・・・中盤、紙飛行機を飛ばしたり、子供たちと一緒になってサッカーをしてみたり、微笑ましいシーンもいくつかあったにもかかわらず最後再び悪役に戻ってしまったのは残念です。コーラスに関してもはじめは寛容に許可してくれたりと、そんなに悪い人には思えなかったのですが。
この映画で一番よかったのは、もちろん子供たちの歌声です。特に天使の顔したモランジュは、まさに天使の歌声そのものでした。彼らの歌を聞いているだけで心が和みました。
ストーリーは単純と言えば単純な展開です。最初から最後まで、何となく雰囲気は暗いのですが、結果的にはハッピーエンドで心温かくなる作品です。「観て楽しむ映画」ではなく、「心で感動する映画」なのではないでしょうか。


ヾ(>▽<)ゞ:★★ (ノ△・。):★★★ ヾ(´▽`)ノ:★★★★

TB有難う御座いました♪
ワタクシもフランス映画が苦手だったりするのですが、この作品は満足度高いです^^描写不足な部分がなければもっと感動出来たのに・・・
それにしてもペピノの可愛さは尋常じゃなかったですよね!
子供達の歌声も良かったし、ほんと良い作品にめぐり会えたと思えました。
ではでは、これからもよろしくお願いします。